今日はPapaと一緒に青葉台を散歩した。でも、その間、時々お腹の調子がおかしくなった。おかしいというのは、トイレに行きたいとかそういう感じではなくて、どっちかというと軽い生理痛という感じ。今まで生理の前にそんな痛みがあったことはないし、絶対にいつもと違う。何となく確信みたいなものがあって、Papaに「妊娠検査薬買ってみようかな」と相談した。どっちにしてもまだ反応が出る時期ではないなぁと思っていたので「ま、試しに。でも、生理がなかったりしたときの事を考えて2回用を買っておこう。」と結構軽い気持ちで買ってみた。帰ってからトイレにいって検査。尿をかけて5分待って、陽性だったら縦線が出るというタイプのものだったんだけど、1分2分たっても何も出そうな気配がない。「やっぱり違ったのかな?」と思いながらもうしばらく待つと、なんとうっすらと反応が!「え?うそ〜あと1分でどうなるかな?」とトイレで時計と検査薬とにらめっこをしていた(笑) で、5分たったところで縦線が!わぁい\(^o^)/
トイレから出て、Papaに「反応出たよ」と検査薬を見せると、「ホントだ。でも、まだわからないからね。」とPapaは冷静だった。やっぱり以前の流産の事があるから慎重にならざるを得ないよね。でも、それからしばらくしてPapaの顔を見ると口元がゆるんでいた(笑) とりあえず明日病院に行って来よう。
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コメント(Papa): Junkoが妊娠試験薬を買うたびに、少し胸が痛んだ。 なんだか、「風が吹くと桶屋が儲かる」みたいな話だけれど、実際の所、妊娠の反応が出なかったときの彼女の落胆を考えると、可愛そうになるし、無力感にも襲われるし、そもそも僕自身だってがっかりする。おまけに、Junkoと一緒にただただがっかりしているわけにもいかない。力づけ、前向きに考えるように励まさなくてはいけない。そんなわけで、話題が妊娠や子供に及ぶと、反射的に「冷静に慎重に」自分をコントロールしていたようだ。 僕なりに、尿検査による妊娠判定の化学的なメカニズムの概要は把握しているので、反応が出た時点で妊娠はほぼ確実だな、と思った。本当は両隣にケーキか何かを配りたいほど興奮したのだけれど、ぐっとこらえた。Junkoとしては、一緒におおはしゃぎして欲しかったのかも知れない。ごめんね。 でもまぁ、彼女も僕がよろこんでいるのを、見抜いていたようですね(^^)。 |
1月19日(月) 4週1日
朝、Papaと一緒に青葉台から電車に乗った。Papaはもちろん通勤のため。私は隣の藤が丘にある病院に行くため。ここは、昨年流産したときにお世話になった病院なので、やっぱり同じ所が良いかなぁと思ってここにした。藤が丘に着いて、「どんな結果でも電話するからね。多分お昼過ぎになると思うけど。」とPapaに話してから別れた。
病院は駅からすぐなので通うのは結構楽チン。再診だったので、再診用の機械に診察券を通して産婦人科まで行った。最後の診察から3ヶ月以上たつと初診扱いになるとのことで、問診票に記入。その後、尿検査用の尿をとって、血圧と体重を計った。私は1番だったのでわりとすぐ呼ばれた。先生に「どうしました?」と聞かれて「妊娠検査薬を試したら陽性になったんです。」と答えると、病院でやった尿検査の結果がまだ薄いということ。もう一度検査してみると先生は言いながら、内診することになった。内診室で内診とエコーをして、もう一度問診。先生が言うには「妊娠は確実ですね。ただ、まだエコーに写らないので正常妊娠かどうかはわかりません。」とのこと。「また随分酷な事を言うなぁ(^_^;」と思いながらも、前回の流産の時は、最初からずっとエコーに写らなくて、結局妊娠に気づいた時には流産していたという結果だったので、そういう事もあるし、子宮外妊娠の可能性だってあるわけだから、先生もそんなに期待持たせる事ばかりは言えないんだなぁと思った。ただ、それまで1度も出血はしていなかったから、流産ということはないかな?と思っていたけど・・・。でも、とりあえず4週1日ということで、予定日は9月27日とのことだ。まだ確定ではないけれど何となくうれしかった(^_^)
1月28日(水) 5週3日
夜、ほんのちょっとだけ出血した。出血といっても、ティッシュで押さえるとほんのちょっとうす〜い赤いのがつくくらい。とは言っても、実は24日、25日にも同じ様な出血があったのですっごく心配になってすぐに横になった。出血はすぐに止まったけど、Papaと相談して、明日の朝、病院に電話してみることにした。
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コメント(Papa): Junkoがトイレに立つと、出血しているのではないか、と不安になる。トイレのドアにそっと耳を当てて中の様子を伺おうとしている自分に気がつき、慌てて居間に戻ることもあった。もちろん、出血は僕の責任ではない。彼女の責任でもない。誰の責任でもないのだけれど、彼女が「また少し出血しているの」と言うと、何とも言えない気分になる。書店などで妊娠関連の書籍を手当たり次第に立ち読みして、妊娠初期の出血に関する記述を読みあさった。文献によって書かれていることがまちまちで、どの程度心配すれば良いのか分からず、頭の中は出血という言葉が飛び交い、しまいには「出血」という言葉そのものに過剰に反応するようになり、パチンコ屋の前で「出血大放出」と書かれたノボリを目にするだけで心拍が加速したりする始末だった。 |
1月29日(木) 5週4日
朝、病院に電話をした。まだ7時20分くらいだったので、警備員さんみたいな人が出て、夜間の窓口にまわしてくれた。そこで先生と話をすると、とにかく外来で来るようにとのこと。さっそく準備をして、タクシーを呼んで病院に行きました。今回も1番だったのですぐに見てもらえました。とりあえず最初に問診して、出血があったことを告げるとすぐに内診室に移りました。そこで見てもらったら今は出血していないとのこと。「エコーに写れば順調だよ。」と先生が言ってくれたので、「写りますように。」とお祈りしながらエコーを受けると、先生が「何だこれは?」とか言っているのが聞こえました。「え?なになに?何か変なの?(T_T)」とすっごく怖くなっちゃったんですけど、何のことはなく、エコーが急に故障しちゃって画面に写らなくなったとのこと。ホッ。で、他の内診室に移ってもう一度エコーで見てもらったら写りました(^_^) まだ胎嚢という赤ちゃんが入っている袋だけなんだけど、もう少しするとここに赤ちゃんが見えるようになるらしいです。とりあえずこれが見えたとのことで子宮外妊娠の可能性はなくなりました。よかった〜\(^o^)/ で、5週の大きさとのことで順調でした。ただ、前回流産していることと、少量でも出血があったので流産止めのお薬(ダクチル)をいただきました。

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コメント(Papa): このあと、家に帰ったJunkoはエコーの写真をスキャナで取り込んで、僕の会社にメールで送ってくれた。ごらんの通り、生命と呼ぶにはまだあまりにも漠然とした存在なのだけれど、僕は仕事の手を止め、机上のモニタに映し出された我が子を、ひたすら眺めていた。これがつまり、と僕は思った。これがつまり、の後はもう頭の中が真っ白で、具体的な想念は結ばれなかった。感謝・畏敬・責任感・不安など、さまざまな感情が駆けめぐり、完全にオーバーヒートしてしまった。エコーの写真は、Windowsの壁紙にしようかと思ったけれど、さすがにそれは諦めた。 |
2月1日(日) 6週0日
いつも土曜日は夜更かしするので、いつものようにAM2:00頃に寝ようと思った。でも、トイレに行きたくなった。最近はトイレに行くとまずティッシュでふいてみて出血していないか確認するのがくせになっている。で、やってみたら特に何もつかなかったのでホッっとした。用を足してから(ちょっと汚い話だけど(^_^;)ふっと便器を見ると中が真っ赤になっていた。ものすごい量の出血。頭の中が真っ暗になった。「もうだめだ〜(T_T)」Papaの胸で「ごめんなさい」と何度も言いながら大泣きした。もう、私の頭の中には「流産」の文字しかなかった。あまりにも怖かったので、夜中だったけど病院に電話した。先生に事情を説明すると、とにかく安静にしてしばらく様子をみなさいとのこと。止まるようだったら次の検診(2/2)まで安静にしてから来ること、もしも止まらなかったら明日来なさいとのことだった。眠れなかった。朝になると少し量は減っていた。とにかく明日の検診まで横になっていることに決めた。
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コメント(Papa): 僕は、事態が切迫すればするほど、冷静になる性格のようです。このときも、何の根拠もなく「絶対に大丈夫だ。とにかく30分間安静にして、出血が止まるかどうか確認しなさい。それから病院に電話しなさい」と、偉そうに指示した。本当は、僕自身が気持ちを落ち着かせるのにそれぐらいの時間が欲しくて、そう言ったのだ。Junkoはパニック状態で、泣いていた。「出血は絶対に止まる。子供も大丈夫。母親が興奮したり泣いたりするほうが、胎児には悪影響になる。今は勇気を振り絞って安静にしなさい」と言って、とにかく彼女を抱いて落ち着かせた。正直なところ、僕だって泣きたかった。もう少し不安のない状態で過ごしたかったし、彼女にも過ごしてもらいたかった。でも、そんなのは思い上がりだろう。子供を授かり、家庭に迎え入れ、育てていくのだ。どんな障壁にも立ち向かい、乗り越えていかなくてはならないのだ。OK、我が子よ、と僕は思う。父を試せ。母を鍛えろ。大丈夫。生まれておいで。 |
2月2日(月) 6週1日
検診の日。昨日の出血は止まっていたが、その件を話し、エコーで確認していただいた。先生によると出血のあとはないとのこと。しかもうっすらと卵が写っていました。まだ形とかはよくわからないけど、先生にも「順調ですよ」と言われてすっごくうれしかった。それにしてもあの大出血は何だったんだろう?
2月6日(木) 6週5日
朝からまた少し出血していた。夕方になっても止まらないので病院に電話すると、すぐに来るようにとのこと。タクシーで急いで行くと、外来の先生がもういらっしゃらなくて、病棟の先生を呼んでいただいた。初めてエコーの画像を見せていただいた。エコーでは初めて赤ちゃんと、赤ちゃんの心拍を確認。勾玉みたいな形の赤ちゃんの1点が点滅していた。ものすごく感激した。赤ちゃんが生きている。私のお腹の中でがんばってるんだ(^_^) 止血剤(トランサミン、アドナ)をいただいて帰った。

2月10日(火) 7週2日
この前の土日からPapaが風邪でダウン。昨日は昇進試験があったので出社したものの、今日もまだ完全ではなかったのでお休みした。なのに、ここのところ私も無理したせいか、朝から出血。しかもお腹がシクシクする(T_T) 何だかしょっちゅう病院に行っているけど、「気になるときはいつでも電話して来なさい」って言われていたので今日も電話してみた。すぐに来なさいと言われたのであわてて行くと、すぐに見ていただけた。先生によると赤ちゃんは13ミリに成長しているので順調だけど、子宮の中に血の固まりがあるとのこと。あと、昨年の流産の経験もあるし、大事をとって10週くらいまで入院しましょうと言われてしまった。ガーン。Papaが寝込んでいるっていうのにどうしようと思いながら家に電話すると、すぐに入院の用意をして来てくれた。ごめんね、Papa。で、Papaが先生に呼ばれて説明を受けた。私には直接言われなかったけど、切迫流産の一歩手前位とのことだった。でも、何かあったらすぐに見ていただける環境にいるのはPapaも私も安心は安心だった。で、看護婦さんが病棟に聞いてみたところベッドが空いていないとのことで、何と脳外科のふたり部屋に入ることになってしまった。ふたり部屋とは言ってもアコーディオンカーテンでしきられているので、個室同様の感じ。トイレと洗面以外は安静という事になってしまったのでこの状態はすっごく寂しかった(T_T)
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コメント(Papa): 僕は普通のサラリーマンである。ようするに、ちょっとやそっとの風邪では会社を休んだりしない。しかし、この日はどういうわけだか会社に行く気がしなかった。入社以来、こんなことは初めてである。不思議なことだ。虫の知らせ、などと言うけれど、結局この日、僕が家にいたことで、入院の準備や手続きをすることができた。子供が僕に助けを求めたのかもしれない。 家族の状態について、医師の説明を受けるというのは、あまり心弾む体験ではない。前回は、流産と、その処置についてのインフォームドコンセンシャスだっただけに、なおさらである。高熱も頭痛も咳も鼻水も、何もかも消えてなくなってしまった。しっかりしなくては、と思った。Junkoには、先生の言葉をそのまま伝えた。彼女の不安そうな表情を見ていると、気の利いた言葉は何も出てこなかった。ただ手を握っていた。それでも、気持ちは通じたと思う。 |
2月11日(水)〜14日(土) 7週3日〜7週6日
この間ずっと脳外科病棟だった。途中14日から6人部屋が空いたので移ったが、みなさん頭の手術をした方ばかりでやっぱり話があうということもなかったし、隣のベッドのおばさんがあまりにも身の上話が好きで、ちょっと辟易してしまった。しかも夜はいびき攻撃(T_T) 看護婦さんが同情してくれたくらい。安静になんてできないよ〜(T_T) でも、Papaが毎日お見舞いに来てくれたのですっごくうれしかった(^_^)
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コメント(Papa): 僕自身は入院したことがない。だから、入院しているときに何をどうして欲しいのか、知らないのだ。知らないので、考えるしかない。一生懸命考えた結果、職場に無理を言って毎日定時に会社を出させてもらい、病院に駆けつけることにした。
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